「こどもは遊ぶことが仕事である」という方針のもと、無限の可能性を秘めた幼児期に、たくさんの楽しい体験を通じてお子さんたちがそれぞれに好きなこと、好きなものを見つけられるように願っています。当園は定員200名の大型園ですが各クラスはあえて小人数集団に分けていません。職員も含め大勢の集団のなかで豊かな個性同士が出会いお互いに刺激しあいながら個々の可能性を伸ばし、子どもたちがたくましく成長していくことを目指しています。
古い歴史とお寺の境内でもある自然豊かな800㎡の広い園庭があります。お子さんたちは、雨の日以外元気よく体を動かし遊び、毎朝10時には全園児が園庭に集合し、年長児の号令でラジオ体操を行い体力増進を図っています。
感謝の気持、他人を思いやるやさしい心、時にはがまんする強い心を育てながら、たくさんの季節の行事、発表会等を経験し楽しく、やりとげる喜びを一人一人の子供が体験できる園生活をめざし保育しています。
年長1学期に集中してひらがなをおぼえ、夏に絵日記をかけるようになることをめざしています。2学期以降はカタカナ、漢字へとすすみます。
新聞でニュースなどにふれたり、美しい日本語を読み朗読する楽しさを身につけます。お話しをとおして想像する力、考える力を育てます。
英語とくみあわせた数の勉強をします。九九は歌から学び卒園までに九九をマスターできるようにがんばります。
3才以上で1日の中で1分、2分と静かに動かず集中する訓練をしています。けじめをつけることを学びます。
年長クラスのすべての子供対象に、歴史があり世界的に広く知られているベルリッツ外国語学校より専門の外国人講師を招き、徹底して英語しか使わない本格的な英会話レッスンを行います。隔週で年間30回行われるレッスンは少人数グループで行われ、吸収力めざましいお子さんたちに発音を中心に英語に慣れる機会をつくっています。信念のある熱心なレッスンにより、卒園時には自分の名前と共に自分が将来何をしたいかを言えるまでになります。
言葉はコミュニケーションの手段です。ただ英語のレッスンを受けるということではなくお子さんにとっては自分の生活に関わること、例えば自分が好きなこと、好きな食べ物、何になりたい等自分のことを言えることが大切で、それが英語への興味を高めることになり、英語をとおして人と人とのコミュニケーションの楽しさを知ることにつながります。
今年より新たに園長による独自の英語と音楽を楽しむ時間 「English Music Magic」を始めました。 ベルリッツの先生とのレッスン打ち合わせでいつも一番大切だと話し合うことは「英語学習は何といっても インプットすることである」ということです。しかし、年間30回のレッスンのみではインプットのための時間は 足りません。せっかくのお子さんたちの柔軟な吸収力を生かし、英語に触れる時間をもっと増やせたらと ずっと考えていました。
毎週月曜日の午前中に、年中・年長児を中心にグループでのレッスン、加えて全園児でも行う「English Music Magic」で 音楽を通し英語を自然にまた、簡単に覚えられればお子さんたちにも自信がつくのではないかと思います。
年中・年長児は隔週で受け、心身共に鍛えます。空手教室も世界的に活躍されている方に指導いただいています。空手はけんかをするためのものではなく、受け身など基本動作を学ぶことにより運動神経の向上や運動の基礎を養うことが出来、お子さんの怪我の予防にもつながります。大きな声を出すことで心も体も発散し、自分の心と体をコントロール出来るようになってきます。また集団で規律正しく練習していくなかで挨拶の大切さ、礼儀、人の話を聞くことを学び、社会生活を送るための基礎を育みます。
夏はプール遊びに始まりつづいて年中・年長クラスの水泳教室は、水難事故から命を護ることを目的に専門のスイミングスクールコーチによって行われています。お子さんたちは水遊びが大好きです。水遊びの楽しさとともに不慮の事故に遭わないように自らを護る知識も体得します。
水泳教室では、年中は(1日のプログラム)で1000円、年長は(3日のプログラム)で3000円の費用がかかります。 両方ともスイミングスクールへいってコーチを受けます。またスクール修了後に授与される表彰状はお子さんたちの励みになります。
男性保育士が中心となって週に1回程度主に午前中に行います。お子さんたちは遊びながら基礎的な運動を体得していきます。内容としてはボール遊びや、リレーのやり方、(駈ける)走り方などを学んでいます。お子さんが大きくなればゲームやドッジボールなど球技も経験し、ルールを守るなどの社会生活に必要な要素も学びます。
運動会は秋の開催が通常ですが、当園では5月の最終日曜日に保護者の方には必ず参加していただき行います。
4月に入園したばかりのお子さんがたった1ヶ月後に、運動会という集団行動をするのは大変です。外へ出るだけでも難儀し、まして整列して並ぶなど最初は全く出来ませんが、出来るようになってくると自信がつき、その後のお子さんの日々の行動に違いが出るほどお子さんの成長に大きくプラスになっています。
運動会を通例の秋ではなく、敢えて春に行っている理由はここにあります。
当園では運動会は春に開催し、秋は行いません。でもリレー・かけっこ大会だけは全クラス秋に行っています。お子さんたちは日頃、体育遊びで体得した成果を発揮します。